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airWorkドローンプロフェッショナルズのメンバー伊藤寛規さんが、世界最高峰のRCヘリコプター選手権FAI F3CN World Championships(会期:8月4日~9日、アメリカ合衆国インディアナ州マンシー)で優勝しました! 伊藤さんはこれまでに6回の世界一を経験しており、巧みなフライトとダイナミックなパフォーマンスで見事7回目の栄冠を勝ち取りました。帰国した伊藤さんにお話を伺いました。
Q:優勝おめでとうございます!
A:ありがとうございます。
Q:今回の大会はいかがでしたか?
A:参加者のレベルが高くタフな大会だったと思います。
Q:予選ラウンドから宿敵のEnnioさん(スイス)と熾烈な戦いだっとお聞きしました。
A:はい。予選が4回あって2回づつ勝ったのですが、点数的に接戦でしたがそれでもわずかに相手側の方が得点が高く厳しい戦いになりました。
Q:勝因はなんでしょうか?
A:大会に臨む前に日本で練習していくわけですが、現地に入ってからの演技の精度や見せ方などの最終調整が重要なんです。それが上手くできたことが要因の一つだと思います。
Q:機体の調整も上手くいったということですね。
A:はい、飛ばし方に合わせた調整もしっかりできました。
Q:ズバリ、これだけ勝ってきた強さはどこから生まれるのでしょうか?
A:さまざまな状況、環境に合わせた調整の引き出しをたくさん持っていることかなと思います。
Q:次は2年後、2025年にルーマニアで開催されますね。
A:欧州勢の参加が増えると思いますし、今回初出場だった韓国代表の選手は28歳と若く伸びていくはずです。そんな強者たちと戦えたらいいですね。
Q:頑張ってください!
■FAI / F3C RCヘリコプター世界選手権2023アメリカ大会
開催場所:アメリカ合衆国インディアナ州マンシー
開催期間:2023年8月4日(金)から9日(水)
公式サイト:https://www.f3cn.org/en/2023-f3cf3n-world-championships
[個人]
伊藤寛規選手 (PDH-02C使用)、優勝
鬼澤一史選手、3位
磯匡敏選手、5位
澤村寧一選手、6位
岩田愛佳選手ジュニア、2位
[団体]
チーム Japan、優勝
■「FAI / F3C 世界選手権」とは
FAI / F3C 世界選手権は、選抜された各国のRCヘリコプターのフライヤー達が二年に一度集まり開催される、世界最高峰のRCヘリコプターの競技会です。
伊藤さんが国家資格一等無人航空機操縦士資格を取得されたときのインタビュー記事はこちらです